サイト内更新情報(Pick up)
2025年6月9日
相続登記
相続登記にも税金がかかる?登録免許税とは
皆様は、登録免許税をご存じでしょうか。相続の場面における税金というと、相続税や贈与税についてはよく聞くところかとは思いますが、意外と聞き馴染みがないのが、登録免許税です・・・
続きはこちら
2025年5月23日
遺言
遺言がある場合の相続の進め方
遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があります。一般的によく利用される遺言には、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。どの種類の遺言かによって、必要・・・
続きはこちら
2025年4月14日
手続き
相続人調査の必要性とその方法
相続人の調査は、遺産分割協議を有効に成立させるために必要となります。金融機関における金融資産の名義変更や、法務局における相続登記などの相続手続きをするには、有効な遺産・・・
続きはこちら
2025年4月10日
遺留分
生前贈与は遺留分侵害額請求の対象となるのか
生前贈与は、使い方によっては相続税対策にもなるため、活用の幅が広い財産譲渡の手段です。一方で、多額の財産を生前贈与してしまうと、他の相続人の遺留分を侵害してしまい・・・
続きはこちら
2025年4月10日
遺産分割
遺産相続で財産が家しかない場合、どうやって遺産分割するか
被相続人が残したご自宅の土地や建物は、多くの相続人にとって非常に重要かつ価値の高い財産です。特にわが国では、相続が発生した際に、価値のある遺産がご自宅の土地や家しかない・・・
続きはこちら
相続で困った場合は誰に相談するのがよいか
1 相続で困った際の相談先について
相続に関して行わなければならないことは多数あり、しかも実は分野によって取り扱うことができる専門家も法律上決まっています。
端的に申しますと、遺産分割や遺留分の争いについては弁護士、土地や建物などの不動産の相続登記については司法書士か弁護士、相続税については税理士でないと取り扱うことができません。
以下、それぞれについて詳しく説明しまが、近年では、これら3士業が連携してワンストップサービスを提供することができる事務所や、他士業と連携を取ることができる専門家も登場しています。
相続について誰に相談したらよいか迷ったら、このように連携できるところに相談されることをおすすめいたします。
私たちは、相続について幅広く対応することができるよう、必要に応じて弁護士や税理士が連携していますので、相続のことはお気軽に相談をしていただければと思います。
2 遺産分割や遺留分の争いがある場合
法的な争いがある場合には、原則として弁護士しか代理人になることができません。
具体的には、特定の相続人の代理人となって他の相続人と遺産分割の交渉をすることや、遺留分侵害額請求訴訟を提起し訴訟代理人として訴訟追行をするというのは、弁護士でないと行うことができません。
そのため、遺産分割や遺留分についての揉め事が発生している場合には、弁護士にご相談ください。
3 土地や建物などの不動産の相続登記について
登記手続きの代理人になることができるのは、司法書士か弁護士のみです。
相続に関しては、令和6年4月より相続登記が義務化されましたので、登記手続きの重要性はより高くなっています。
被相続人がご自宅などの不動産を所有していた場合には、確実に相続登記を行う必要があります。
土地の相続手続・登記の流れについて詳しくは、こちらをご覧ください。
弁護士であれば、相続登記をするにあたって何か問題が発生した場合でも幅広く関連する手続きに対応することができますので、弁護士に相談されることをおすすめします。
4 相続税について
税申告の代理や、税に関する具体的なアドバイス等をすることができるのは税理士のみです。
相続財産(死亡保険金などのみなし相続財産含む)の評価額の合計額が一定金額を超える場合には、相続税の申告、納付義務が生じます。
預貯金や有価証券、不動産などの相続財産が存在し、ある程度の価値がありそうな場合には、相続税の申告が必要かどうかの判断も含めて税理士に相談をすることをおすすめします。